Anthropic社が2025年2月24日にClaude 3.7 Sonnetを発表しました。生成AIで先頭を走るのがChatGPTなら、その良きライバルのような存在がClaudeとなっています。以前からChatGPTよりも自然な文章、人間に近い表現力とも言われてきたClaudeがどのように進化したのか、深掘りします。
みやたん筆者プロフィール：AIリサーチャー。2025年2月からFelo公式アンバサダー。AI開発者の驚き発信を一般の方にもわかりやすくお伝えします。
Claude 3.7 Sonnetは「初のハイブリッド推論モデル」として注目を集めています。このモデルの最大の特徴は、一つのモデルで「高速な通常回答モード」と「深く考える拡張思考モード」の両方を実現している点です。標準モードは日常的な質問やシンプルなタスクに対して迅速に回答するモードです。一方、拡張思考モードは複雑な問題や多段階の推論が必要なタスクに対して、深く考察した回答を生成するモードです。
また、コーディング能力、つまり、開発についての能力も大幅に向上しています。Claude Codeという新ツールを実装し、コマンドラインから直接AIにコーディングタスクを委任できるようになりました。さらに、複雑なコードベースの処理やフルスタック開発において、他のモデルを上回る精度を実現したと評価されています。
ベンチマークも高評価になっています。
今年はDeepSeek R1が大きく評価を伸ばして大きなサプライズでしたが、先日のGrok3の飛躍的な性能向上と、Claude3.7の巻き返しでさらに業界が伸びてきています。
ここで、いくつか口コミを確認してみたいと思います。
王者ChatGPTはこれに対して、PlusユーザーでもDeepResearchを利用できるように発表しました。同価格帯課金でも利用できるということです。
王者ChatGPT、ライバルClaude、異端児Grok、ダークホースDeepSeekといった顔ぶれになっていますね。
なお、私がおすすめするFeloでも有料プランならClaude3.7利用可能になっていて、2月26日現在、無料プランでも24時間に5回まで回答利用できるようになっています。
Feloは日本発の検索AIで回答生成にChatGPT、Claude、DeepSeekを利用できるサーチエージェントです。資料作成にPPTやPDFとして落とし込める機能があり、すばやく大枠を作り、形を整えるような使い方が理想的です。
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