ChatGPTの使い方と影響について

ChatGPTが2022年11月にリリースされて3ヶ月ほど経ちました。テレビやメディアでも取り上げられて目にしたことがある人も多いと思います。

イーロンマスク氏も設立に関わっていて、OPEN AIという会社名はオープンソースのAIを意味していて、当初の思惑と違うとコメントしています。

ChatGPTはパソコンやスマホで使えて、いろんな質問に答えてくれるAIですが、これまで使ってみてわかったこと、どう使うといいかを書いてみました。

ChatGPTで気をつけたいこと

2023年2月現在、ChatGPTのデータは2021年9月までのデータです。これからの事象を答えてくれる予想や占いのようなことは機能的に向いていません。

アメリカで開発されたため、日本独自の文化や歴史について間違ったことを回答する可能性があります。

スマホのChrome上で日本語で入力した時に「な」と出して止まってしまうことがあります。その場合は原文つまり英語画面で英語入力してあげるとスマホでもスムーズに回答してくれます。

その時にはDeepLを使うと自然な英語に翻訳してくれると思います。

最初使用するにあたり、簡単な登録とSMSでの本人確認があります。

ChatGPTで実際に聞いてみる

インターネットの目的を聞いてみました。実際に返ってきた回答は以下の通りです。アドレス欄の一番左をタップすると翻訳されます。

AI 言語モデルとして、個人的な意見はありませんが、人間が認識するインターネットの一般的な目的をいくつか紹介できます。

インターネットは多くの目的を果たし、私たちの日常生活におけるその重要性は誇張することはできません。インターネットの最も一般的な目的のいくつかを次に示します。

  1. コミュニケーション: インターネットは、人々のコミュニケーション方法に革命をもたらしました。電子メール、インスタント メッセージング、ビデオ会議、ソーシャル メディア プラットフォームは、インターネットによってコミュニケーションがより速く簡単になったほんの一例です。
  2. 情報共有: インターネットは、考えられるほぼすべてのトピックに関する膨大な量の情報へのアクセスを提供します。Google などの検索エンジンを使用して情報を検索したり、ソーシャル メディア プラットフォームを使用して他のユーザーと情報を共有したりできます。
  3. エンターテイメント: インターネットは、映画やテレビ番組のストリーミングから、オンライン ゲームのプレイや音楽鑑賞まで、幅広いエンターテイメント オプションを提供します。
  4. e コマース: オンライン ショッピングの人気が高まり、インターネットによって世界中のどこからでも商品やサービスを売買できるようになりました。
  5. 教育: インターネットは、学習と教育の新しい機会を開きました。オンライン コース、チュートリアル、および教育リソースが広く利用できるようになり、遠隔学習がより利用しやすくなりました。

全体として、インターネットは、コミュニケーション、情報共有、娯楽、商業、および教育に不可欠なツールになっています。その社会への影響は計り知れず、テクノロジーの進歩とともに進化し続けています。

以上のように、AIとしての前提を注意書きして、例を上げて、結論を述べるようになっています。

また、内容が間違っていた場合は、その回答に指摘してあげると次回以降の回答で修正されてきます。

Googleが警戒した理由

Googleは ChatGPTのリリースからコードレッドを発して最大級の警戒を示しました。

Googleのビジネスモデルは検索によって、その結果に広告を表示して、広告収入を得ることが大きな目的です。

多くの人が検索ではなくChatGPTを利用した場合、検索と広告収入の機会が大きく減ってしまう可能性があります。

最近のAIの動向

上記のChatGPTやDeepL以外にも最近のAIの進歩は目を見張るものがあります。

テキストから画像を生成するものやYouTubeから内容を要約するものなど革新的なものが登場しています。生成系AIという観点です。

マイクロソフトではChatGPTを検索に組み込んで検索シェアを奪おうとしています。

日本企業でもChatGPTを自社サービスに組み込む動きが見られます。

ChatGPTがもたらす変化の本質

AIがどんなものか振り返るとデータの学習とそのデータから情報や規則性を返してくれるものです。

日本ではまだ十分な利用がされていない段階のため、間違った情報も多く見受けられます。

日本でもまず利用数が増えること、その上で信頼性が高まることが大事だと考えます。

マイクロソフトOFFICEにかつてイルカがアシスタントとして表示されていたことがあるのですが、現状はアシスタントとしての精度を上げていく段階です。

株式投資から見るChatGPT

現在、経済的な反応としてはAmazon上でChatGPTで書いた本が多く売りに出ているという話があります。

ChatGPTの登場でAIが進歩したという印象はあるかと思いますが、日本でのAI銘柄の業績が変わるかというとそれについては疑問です。

一歩汎用AIに近づいたChatGPTですが、問い合わせ対応のコールセンター業務には影響あるかもしれません。

現状まだまだ不正確なところも多く、今後の発展に期待したいと見ています。

【参考過去記事】AI関連銘柄ピックアップβ

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