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【トライアル】バイオベンチャーの状況 2023年春版

医薬品開発のバイオ株。バイオ株は多くが赤字だけど株価はどうなってるのか?改めて状況を見てみたいと思います。

2023年2月23日現在時価総額順 主なバイオ銘柄 黒字記載ないものは赤字 ※投資勧誘を推奨するものではありません。ご自身で内容をよくご確認ください。

一般的な株価とはまた評価の仕方が違います。将来的に獲得しうる市場、売上に対してどの程度の価値があるかという観点で株価は変動しています。

2372億(2022.12月2004億)4587 ぺプチドリーム 基盤技術PDPSで大手製薬会社と提携、黒字

1942億(2022.12月1726億)4565 そーせいグループ COPD薬で黒字化、ヘプタレス買収後はヘプタレスが主力

547億(2022.12月513億)4599 ステムリム 塩野義製薬と資本提携、脳梗塞を対象に2相完了、3相開始時に塩野義製薬から25億円のマイルストーン収入発生の憶測もあり(SMBC日興、野村予想は7億)。金額や時期は不透明。四季報は今期黒字予想。

427億(2022.12月453億)4592 サンバイオ 脳損傷を対象としたSB623で自社創薬を目指すが先駆け承認が遅延。2023年に国内承認可否が判明しそう。なお、副社長退任で思惑後退。

344億(2022.12月199億)4575 キャンバス 免疫着火剤CBP501ですい臓がん2相完了。3相思惑で大きな上昇。個人的にやや違和感あり。

231億(2022.12月258億)4891 ティムス 米バイオジェンと提携、脳梗塞を対象に2相後半を2023年前半開始予定。

208億(2022.12月212億)4890 坪田ラボ 近視抑制効果を持つ点眼薬開発、黒字。マイルストーン収入が主軸。

200億(2022.12月252億)4582 シンバイオ製薬 抗がん剤トレアキシンで黒字化 2023年は赤字転落予想で暴落。ジェネリックの影響とのこと。

188億(2022.12月181億)7777 スリーディーマトリックス 止血剤Purastatを主軸にグローバル展開、2月22日に下方修正発表で来期の黒字化も少し微妙に。アメリカのPrimary bleeding適応拡大承認近いか?前期売上15億、今期売上23億の成長で来期は32億程度は見込めそう。

135億(2022.12月89億)4588 オンコリスバイオ OBP301テロメライシン食道がん対象に2024年先駆け承認制度にて日本で承認申請予定。2022年12月末組入完了。2023年夏以降データ開示予定。2023年終盤にはOBP601米トランスポゾン社実施中のPSP2相データ開示予定、ALSや認知症対象においても組入実施中で2024年のデータ開示予定。OBP301国内自社、海外提携予定、OBP601米導出先開発。

124億(2022.12月112億)4888 ステラファーマ BNCT用ホウ素薬剤 上市品も1つあるが売上伸びず赤字継続

125億(2022.12月57億)4594 ブライトパスバイオ(旧グリーンペプタイド)IPS-NKT免疫細胞療法で理研からオプション行使

104億(前回記載なし)7776 セルシード 細胞培養、将来的には細胞培養肉を視野に。

71億(2022.12月72億)4576 DWTI 眼病治療薬上市品2、今年来年にさらに承認申請予定あり。12月本決算において2023年業績期待もあったが赤字拡大見込み。

70億(2022.12月53億)4598 デルタフライファーマ モジュール創薬という独自コンセプトのがん治療 DFP10917米3相最終組入完了待ち。

61億(前回記載なし)4884 クリングルファーマ 脊髄損傷を対象とした3相組入完了待ち。

昨年のキャンバスの躍進でバイオ関連にも注目度が高まってきました。今年は承認が近いところも増えてきてさらに株価としても盛り上がりそうです。

【参考】【トライアル】バイオベンチャーの状況 2022年冬版

【参考】【トライアル】バイオベンチャーの状況 2022年秋版

【参考】バイオベンチャーの株価上昇パターン カタリストとは

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