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業種によって重視すべき点が違う株価 あれ?高いんじゃない?

株価見てると、あれ?高いんじゃない?とか、違和感を感じたことありませんか?

特にグロース市場を初めて見たらそう思うことが多いかと思います。

個人的な見解ではありますが、視点の1つとして見ていただければと思います。

だいたい一般的には業績の伸び率、利益の伸びが重視されますよね。業績が伸びていればperが高い。

よく、株価=一株純利益×perなんて言われます。だから、perを見て売買してしまう場合があります。

よくよく比較していくと、業種によって違うことがわかります。業績すごくよくてもper低かったり、大したことないと思っても株価高かったり。

例えば景気によってすぐに業績が変わる海運はperが低いし、卸売や投資会社はperが低くなりがちです。

一方でAIやDX関連銘柄にはper100倍以上の銘柄も存在します。これは特に売上の伸び率を見ていることが多いです。

ただ、時価総額を業績の売上で割り算して20倍を越える場合はとても割高なので見送った方がいいです。

また、バイオベンチャーは赤字にも関わらず、株価が高くなることがあります。

バイオについては、保有するパイプライン、どの医薬品候補がどれくらい価値があるか、どのくらい開発が進んでいるかが時価総額に現れます。

バイオについて理論株価など考えるだけ矛盾します。

ゲームについてはリリースしたゲームのセールスランキングの思惑で株価がかなり乱高下します。

実際の決算短信を見ても、バイオやゲームについては株価の参考にはなりません。

株価を1つの視点だけで見るのではなく、類似企業を見ていくと、なるほどと感じると思います。

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