資本主義と社会主義

今日は資本主義と社会主義について考えてみます。今の日本を見て何か感じませんか?

資本主義というのはお金を出資して株式会社が利益を追求して、競争の原理で利益を上げていくことを目指した社会のことです。競争がありますので、やはり差がつくわけです。

社会主義は国の管理のもと、国民は公平に暮らします。競争の原理はなく、国民はがんばってもがんばらなくても平等です。それなら、楽をして、同じ給料もらう方がいいわけです。

日本は元来資本主義社会でありました。しかし、いつの間にか、平等、不平等を言う人も増えて、大企業でも他の人に歩調を合わせる人が増えました。

民主主義はまた違う観点で、物事の決定は参加者の総意を得て決めていくことです。

いつの間にか、日本はこの民主主義と資本主義を混同して、平等が民主主義みたいな社会になっていきました。

大企業でも決定プロセスにおいて多くの人の印鑑が必要だったり、やたらと会議が多かったりします。大企業中心の社会になると、決定プロセスに時間がかかって、成長に時間がかかることになります。

そして、大企業の看板でビジネスを展開して、安定すればそこから大きく変わらなくなります。

安定と平等というと社会主義のそれですね。

日本では今、マイナンバーカードで国民の健康、銀行口座をひとまとめに管理しようとしています。

そう、新しい資本主義という看板を見せて、中身は完全な社会主義になろうとしています。

発表される経済対策は負担軽減という視点しかありません。政府は経済対策ではなく、経済政策を実施するべきです。受け身の状態です。

日本人は政府が間違っているはずがないと思っている人が多いのか、政治に対して無関心な人が多いです。そのため、政府は好きなようにやってきました。その結果が今の状況です。

問題提起には→丁寧に説明をしていく。説明がほしいのではなく、間違っているのです。

このままでは2023年には大変なことになっていく可能性があります。少しでも目を覚ましていただく日本人が増えることを切に願っています。

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