止まらないアメリカのインフレ

先ほど21:30にアメリカの9月CPI消費者物価指数の発表がありました。1年近くアメリカはインフレが高まっています。詳しい数字は各所に出ているので、個人的な見解を書かせていただきます。

そもそもインフレのスタートはコロナによる労働者不足、サプライチェーンの混乱から始まりました。そこにロシアウクライナ戦争が始まり、エネルギー価格が高騰しました。

特にプラスチックを作ったり、輸送に使われたり、原油価格は多くの価格に影響します。世界はカーボンフリー、脱炭素に動いていたので石油生産への投資は減っています。

そこを狙ってロシアは動いたように見えました。自給できるロシアは西側諸国に対抗できるよう準備をしてきたようです。

欧米はロシアからの資源を購入しないことで制裁と考えましたが、明らかにブーメランとなって返ってきています。

利上げを始めるのが遅かったために、人手不足のための賃金上昇、商品・サービスの価格上昇というサイクルは続いています。

アメリカの中央銀行FRBも対策として利上げを続けていますがインフレは止まりません。アメリカの経済は株価を見てももう傷んできていますし、大手のリストラも始まっています。

利上げだけでは止まらない状況になってきているように見えます。増税であったり、原油の自国生産なども政策的に必要かもしれませんね。

金利が高止まりしているので、株は上がりづらく、かつ経済にも痛手になると思われます。世界的にもドルが基軸通貨として使いづらくなるかもしれません。

暗号資産も見直していきたいと思います。特にアフリカでは暗号資産を活用しようという動きが出始めました。

これまでになかったことが起きてきています。よく考えていきたいと思います。

【参考】経済の流れを簡単に説明します

【参考】物価高の原因はアメリカから始まっている

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