民主主義とはパレートの法則か

今日から国会始まりましたね。個人的見解として民主主義というものを考えてみました。

民主主義と言うと聞こえはいいのですが果たして成熟した社会において有意義に機能するのでしょうか。

旧統一教会の問題、国葬問題、物価高騰について、政治家というのはコロナ禍を振り返っても専門家じゃないため有効な解決法を持ち合わせていません。

失われた20年が30年になろうとする経済についても専門的な知識がありません。

結果的に、参加している政治家は自分の地位を守れたらいい、利権を確保できたらいい。

ではどうしてそういう政治家ばかりになるのか。投票が人気投票になっているからです。名前の通った人がいい、気に入った人に投票したい、という状況です。あの人が好きだ、あの人は嫌いだ。

日本人は同調圧力が強いと言われますが、その本質はパレートの法則。パレートの法則とは8:2の法則とも言われ、2の少数派に入るより8の多数派に入りたいという心理を表します。

会社の売上の8割は2割の社員が作っているというのもパレートの法則です。2割の人ががんばって、8割の人は普通に過ごしたらいいと思っています。

寄らば大樹の陰という言葉もありますが、深く考えなくてもいい方、安全な方を選ぶわけです。

そうすると、現状維持でいいと思ってると現状維持できなくなります。順調だと思って、前進しなくなればじわじわと腐敗していきます。

日本の社会は政治を始め、資本主義社会もじわじわと後退しています。今のやり方を変えないといけないんです。

慣例としてやってきたから、それは変えられないとなれば10年後には存在できなくなっているでしょう。

8割の人が支持しているからといって、それがいいとは限らないのです。おそらくは残りの2割の中にイノベーションがあります。

変えて失敗すると、前の方が良かったと非難するのは間違っています。変わっていく中で成功があれば失敗もあるわけです。

常に変わっていくこと、常に考える。それがきっと若くいられる秘訣なんだと考えています。

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