投資やトレードに興味はあるけれど、『自分にもできるのかな?』と一歩踏み出せずにいませんか?
実は、相場の流れを少しずつ理解するだけで、新しいチャンスが広がります。
最近では、初心者向けに設計された使いやすいプラットフォームも増えており、スマホひとつで簡単に始められる時代です。ちょっと触ってみるだけでも、思いがけない発見があるかもしれません。
この記事では、相場の基本を押さえつつ、初心者でも気軽にスタートできる方法を考えていきます。あなたの未来の第一歩を、ぜひ一緒に踏み出してみませんか?
そして、まずは少ない金額で勝ち癖をつけることです。少ない金額で勝てるようになればそのまま増やしていけることと思います。よく専業になると途端に負けるようになるともいわれます。稼がないといけないというプレッシャーから相場への向き合い方が変わるからです。
勝てるときだけ確信できるときだけポジればいいわけです。のんびりと見ていってください。
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連動性
相場はだいたい何かを見て動いています。
例えば、アメリカ株が大幅上昇したから日経平均が上がる
例えば、エヌビディア株が上がったら日本の半導体株が上がる
関連させて取引されることが多いので大手の自動売買もそう動くようプログラムされています。何と何が連動しているかをよく観察しておくと流れが変わった時に対応しやすくなります。
多くの場合はより大きな金額が入っているものの動きをみて動いています。日本株はアメリカ株を見て動きますし、東証グロース市場は日経平均を見て動いたりしています。
ただし、何かのきっかけで変わることもあるので決めつけないことが重要です。相場は大口の投資家が資金をシフトさせた時に変化します。
リスクオンとリスクオフ
相場にはリスクオンとリスクオフという見方があります。
リスクオンというのは何も妨げるものもなく、がんがんいこうぜという状況です。この時は比較的円安ドル高で原油が上昇していたり雰囲気が良い時はそういう特徴があります。株が上がりやすいのはこういう時なのでリスクオンの時に何が上がっているのかよく観察しておくといいです。
一方でリスクオフというのはびっくりしたり警戒したりするようなリスクをとりにくい事が起きてることです。経済活動に悪影響がありそうなことが出てくるとそれを警戒して売っておこうとなるわけです。リスクオフの時は円やドルの法定通貨に戻す傾向があります。
このように、どんどんリスクとっても大丈夫ないい地合いのことをリスクオン、リスクをとらないでおこうという地合いのことをリスクオフと言います。
しかしながら世界情勢の変化によってはリスクオンの時に買われたもの売られたものも変化することがあるので見極めていく必要があります。
リスクオン例)株高、円安ドル高、原油高、米国債金利の上昇など
リスクオフ例)株安、ゴールド上昇(本来リスクオフ)、米国債金利の低下、ドル円円高ドル安
株の動きの特徴とは
株にはいくつかタイプがあります。
【業績株】名前の通り、決算で業績が好調な株です。
【配当/優待株】権利が本決算や中間決算の月の最終権利日に持ち越すともらえます。
ここからが重要。
【材料株】大手と提携したり、「世界初」と名がつくような商品やサービスを開発すると買われます。
【思惑株】材料につながるようなものが内在している株。特に期限がわかっていると次のイベントドリブンが発生しやすいです。
材料か思惑かで言えば、思惑株の方が続きやすいです。
イベントドリブン
相場というものは発表、展示会、選挙、要人発言などイベントがあるとそれに向けての動きが出ることがよくあります。
例えば業績好調な企業の決算発表は「内容がいいからきっと上がるだろう」と予想して買いに向かいます。決算発表前に買う人が大きく増えます。でもその人たちはずっとその株を持ちたいのではなく決算発表で上昇することを見込んで買っているので内容が良くても悪くても決算発表後に売却するわけです。
結果として決算発表前に株価が上昇して発表後は出尽くしという流れになります。
また、例えばアメリカ経済が好調でインフレ続きの時は雇用統計、小売り、CPIなど好調さでドル高になるような経済指標発表に向けてドル高になっていました。指標発表でいったんドル高反応するのでそこで利益確定して反対方向に動いていくような傾向がありました。
需給、つまり需要と供給の関係が働いて、事前に買いたい人が増えて、発表後に飛びついた人に売って利益を確定するんですね。その動きが理解できていれば発表前に売ることが利益を得やすいということになります。
決算発表で上がる?下がる?
上場企業は四半期に1度、年に4回決算発表を義務付けられています。それぞれの四半期末から45日以内に発表することが決められていて、おおむねですが早い方、週後半より週前半にいい内容が多いです。
また中間計画や通期計画が業績予想に出ていれば、その計画に30%以上の上下のブレがあればその1週間前に業績予想の修正を出すことになっています。
では、本題ですが、決算発表で上がるか下がるかの話ですが、銘柄によってその参加者が違うので正直わかりません。が、だいたいの場合、それ以前の決算で業績よくなかった銘柄が突然よくなった場合は決算発表後にあがります。理由は決算前に株を持っていなかった人が多いからです。
逆にいつも決算がいい銘柄は、いいイメージがすでについているので決算発表前に買う人が増えるんですね。つまり、その人たちは決算発表後に売り抜けたいので決算発表前に数日上げている株は決算発表後に売られて下がります。
個人的に一番のおすすめは、決算発表の内容がよかったのに、発表後に下がった株。いずれは買われることになります。
アノマリー
季節性とも重なりますが、だいたいこの時期は株が上がるとかこの時期は円高になりやすいとか、だいたいこうなるという法則のようなものをアノマリーと呼んでいます。
例えば日本株で言えば、年間の中で11月と4月が上がりやすいと言われています。
- 1月はテーマ株として、その年に期待できそうなテーマに資金が集まりやすい傾向があります。
- 2月は節分天井といった言葉もあり、2月は比較的上がりにくい傾向があります。
- 3月は彼岸底と言われ、20日ごろに底を打つ傾向があります。
- 4月は外国人が日本株を買う傾向があります。
- 5月はSell in Mayと言われていましたが、海外のヘッジファンドの45日ルールによる売りが出やすい時期が5月中旬にあります。毎年必ずそうなるわけではありません。
- 9月は過去に暴落と言われる大きな下落が比較的集まっています。
1月はその年の見通しが良ければ上がるし見通しが悪ければ下がる月なので注意が必要です。それぞれ傾向と書きましたが、その年の海外情勢、地政学リスク、政治情勢などいろいろな要素で相場は変動します。
また相場は同じように考えている人が多ければ前もって動く人も出てきます。二度と同じ相場はないと言われるのは前例を元に先回りする人が出てくるためです。
アノマリーも知っている人が増えて同じように行動する人が増えればそれよりも早く動く人が出てきます。
ちなみに仮想通貨はビットコインの半減期がすぎてしばらくすると上がる傾向がありますね。
テレビやメディアでの紹介には注意が必要
よくテレビ番組で紹介されたり、日経新聞で飛ばし記事として報道されたりすると株価が大きく反応します。しかし、この手の動きは「上がるんじゃないか?上がったら利益確定しよう」という思惑での動きなので、その報道や特集そのものの効果はすぐに切れます。
またSNSインフルエンサーなどが紹介したり買ったと言ったりして、それに群がるように人が動くことがありますが、それも同様ですぐに売り抜けるため、逆に損をする人の方が多いです。
最後に大事なこと
株も金もいろんなものが結局値上がりしてるのはインフレ?と言われるかもしれませんが、みなさんが投資の元手になっているのは法定通貨の日本円だったりアメリカドルです。
目に見えているのは株が上がったり、金が上がったりして見えます。
しかし、本当は物の価値を示す法定通貨がどんどん発行されてお金の価値が下がっているのが事実です。そのことがよく理解されるようになったのはビットコインの登場からだと言われます。ビットコインは発行枚数が計画されていて上限があります。
だからといってビットコインをすすめているのではないです。ビットコインも技術的にやぶられるようになったら崩れる可能性もある資産です。
すべてのアセット(資産)には信頼や信用があります。すべての人は信用してお金を払っています。
相場の流れのつかみ方、いかがだったでしょうか。みなさんの投資の一助になればと願っています。また何度も読み返していただければ納得いくことも多いと思います。
なお、株は投資の代表格ですが、FXやCFD、仮想通貨といろいろ経験してわかるのは多くのものが需給で動いています。いくつも見てみると価格を形成しているのは短期売買の流れです。これがどのように流れているのかを感じ取っていくといい結果につながります。
【売買チェック】
Q.あなたは今その株を買う必要がありますか?
- 株主優待/増配が発表されました→権利日はいつですか?リスクオフになりがちな9月や2月を挟みませんか?
- 気になる株が急に上昇し始めました→なぜ上がってますか?材料が発表されましたか?材料はどんな内容でいつですか?特に材料がなければ元の位置に戻ってきます(材料とは買う理由)。
- 今その株を買ってどれくらい保有しますか?また株を保有する理由は?→多くの場合、20%や30%上昇すれば利益確定売りが出ます。
Q.あなたはいつ、どうなったらその株を売却しますか?
- 十分な利益が得られた時ですか?またそれはいつを考えていますか?
- 現在その株を買った理由は生きていますか?理由が途切れたのに持ち続けていませんか?
- 企業成長にはピークがあります。必ずしもピークで売却できるわけではありませんが、どうなったら売らないといけないと決めておきましょう。
利益の積み重ねが資産の増額につながっていきます。何か1つのことに賭けるようなことは避けてできるだけ分散して、攻めるときは攻め、手を出すことを我慢すべきは我慢し、期待値の高い投資をしていきたいですね。
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【参考にしているサイト】
世界の株価チャート・・・株価や指数、商品、仮想通貨の値動きが大雑把に把握できます。
東京証券取引所適時開示システム・・・自社株のこと、業績のこと、株主に伝えるべきことが発表されます。
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