今年2023年はプロ野球阪神タイガースが絶好調です。5月終わった段階でセ・リーグ首位を走っています。もちろん、プロ野球は143試合を秋まで続けるのでまだわかりませんが、阪神タイガースが優勝するとなぜ景気が良くなるのか説明してみたいと思います。
日経平均株価が上昇するアノマリー
アノマリーとは、ある条件を満たした時にはだいたいこうなってきたよ、という定説のようなものです。株式市場ではアノマリーというものは投資の勝率が高まるため重視されています。
阪神タイガースという人気球団
プロ野球にはセ・リーグ6球団、パ・リーグ6球団があって、ホーム球場があります。
セ・リーグには東京に読売巨人ジャイアンツ、ヤクルトスワローズ、横浜に横浜DeNAベイスターズ、名古屋に中日ドラゴンズ、広島に広島東洋カープ、大阪(兵庫)に阪神タイガースとあります。
歴史的に巨人がスター選手を集めて、場合によってはフリーエージェントで大金で人気選手を集めたこともあって常勝軍団と言われていました。
その常勝軍団に一番対抗意識を強く持って、試合をしてきたのが阪神タイガースで、弱いものが強いものに挑む構図として、全国的に心をつかんできました。
阪神タイガースは常に強いわけではなかったのですが、個性ある選手と応援団、それに応援歌としての六甲おろしなどが支持されてきました。
元NMB48の山本彩さんも熱心な阪神ファン
ラッキーセブンとして七回の攻撃前にジェット風船飛ばしたりしてましたね。
伝説として語り継がれるバックスクリーン3連発。ホームランはセンターへの距離が一番長いため、3人連続ホームランでセンターへ打ったのはこれだけ。
阪神タイガース優勝で景気が良くなる
阪神タイガースの地元である関西はもともと商習慣、つまり消費行動がノリで決まります。
なんぼになんの?と値切るのに景気が良くなるの?という声もありそうですけど、阪神が勝てばニコニコ買うのが大阪人。阪神が勝てば居酒屋で盛り上がります。
それが全国の阪神ファンの間に波及していきます。毎日の試合の経過が楽しみだったり、夜のニュースが楽しみになったりします。
コロナ禍で忘れてしまったかもしれませんが、消費を刺激するのは楽しいこと、うれしいことがあった時です。
いいことあったからお金を使う、それでまたがんばろう。それが共通の気持ちです。
それが全国で起きることになります。ワールドカップサッカーやWBCでも盛り上がりましたが、今年うまくいけばまた盛り上がるきっかけになるかもしれませんね。
そういった経済への影響があって、日本の景気が良くなって、日経平均株価が上昇するというのが過去にもありました。
今年も一阪神ファンとして、阪神タイガースがんばれ!と期待したいと思います。