今日は1時間ほど前にアメリカの雇用統計の発表がありました。アメリカはインフレが続きながらも雇用統計はほぼ予想通りのちょっといい感じでした。
この2022年は投資環境が稀に見る荒れ模様となっています。上がると思っては下がることが頻繁に起きてます。
年初から岸田ショックにインフレが意識され、ロシア/ウクライナ戦争が始まり、コロナ再流行、CPIショックなど株なんてやってられんという今年。
岸田首相は呑気に資産所得倍増なんて言ってますがベテラン投資家でも今年はマイナスの人が多いんじゃないかと思います。
世界はカーボンフリーを目指したはずでした。そのためにかえって、石油ガスへの投資が減り、供給が需要に対してタイトになり、価格高騰しています。
止まらぬインフレに利上げで対処する。その考え方だけでは解決できないような情勢になっています。
今年は利上げ恐怖症相場。FOMCの政策金利ではなく、10年債利回りを意識して動いてますよね。金利が強く上がった日は株は下がる。
金利が強く上がるのはアメリカの経済指標が強く出て、政策金利の利上げが強まると意識されるからです。
それで経済指標が良ければ株が下がり、指標が悪ければ株が上がるということが続いています。
初心者の方は経済が強いのに株が上がらないのはおかしいと思われていると思います。
アメリカの利上げのピークアウトがドルのピークになり、また違う市場環境に変わると考えています。
アメリカの金融政策決定会合は11月、大統領中間選挙も11月。その前に10月13日のアメリカの物価がわかるCPI。ターニングポイントは近づいていると考えてます。