🛢️ エネルギー供給モニター

世界の原油供給・各国の備蓄・暮らしのコストをひとつの画面で確認するためのダッシュボードです。 目的は恐れることではなく、枯渇や欠乏に対して柔軟に備えること。 データはすべて公的機関・公開市場の一次情報から取得しています(出典はページ末尾)。

現在の供給ストレス段階

機械的な目安です。下の内訳の通り、公開データから同じ計算式で毎回算出しています。

計算中…

1. 原油市況と為替

WTI原油先物 (USD/バレル)
--
--
ブレント原油先物 (USD/バレル)
--
--
ドル円 (USD/JPY)
--
--
原油価格の1年推移

円建て輸入コストは「原油価格 × ドル円」で動きます。両方が同時に上がる局面が家計への影響が最も大きくなります。

2. 米国の在庫とSPR(世界の物理バッファー)

米エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜に公表する世界で最も即応性の高い在庫統計。

戦略石油備蓄(SPR)と商業在庫の推移(百万バレル・直近1年)

毎週水曜(日本時間木曜未明)に1週分更新されます。

3. 日本はあと何日分もつのか(石油備蓄)

エネ庁「石油備蓄の現況」月次PDF(毎月15日頃公表・2ヶ月前月末時点)より。輸入が完全に止まった場合に国内消費を賄える日数の目安です。

輸入が止まっても、国内消費 あと
-- 日分
--(IEA基準では --日分)
前月比: --
前年同月比: --
保有量 -- 万kL
備蓄日数の推移(月次・内訳)
読み方
  • 国家備蓄: 政府管理。放出には閣議レベルの判断が必要
  • 民間備蓄: 石油会社に義務付け(70日分以上)。製品在庫含む
  • 産油国共同: UAE・サウジが国内に置く在庫の優先購入枠
  • 2026年3月26日の放出開始以降、日数が減少中。ただし放出は価格急騰を抑えるための能動的な対応でもあります
原油の中東依存度は約95%(エネルギー白書)。 出典: 石油備蓄の現況

4. 暮らしのコスト(ガソリン・電気・食品)

原油と為替の動きは数週間〜数ヶ月遅れで小売価格に波及します。ここでは家計に直結する指標を追跡します。

レギュラーガソリン全国平均
-- 円/L
週次調査
灯油(配達・18L)
--
冬の暖房コストの目安
食料CPI 前年比
--%
--
電気代CPI 前年比
--%
--
電力スポット価格の推移(JEPX・円/kWh・日平均)

卸電力価格は燃料(LNG・石炭)価格と連動し、数ヶ月遅れで家庭の電気料金(燃料費調整)に反映されます。

直近日の時間帯別価格(30分コマ)

夕方(17-20時)が高くなりがち。この時間帯の節電が最も効果的です。

消費者物価の前年同月比(%・全国)— 家計が実感する「値上がりペース」

5. ホルムズ海峡ウォッチ

世界の海上輸送原油の約25%(日量約2,000万バレル)と日本向けLNGの一部が通過する最重要チョークポイント。

通常時の通過原油
約2,000万b/日
世界海上輸送の約25%
パイプライン迂回能力
350〜550万b/日
サウジ東西PL+UAEフジャイラPLの実質値
閉鎖時に陸封される原油
約1,300万b/日
バイパス不能分=市場から喪失
喜望峰迂回のコスト
+13〜19
燃料費+50〜80万ドル/航海
関連ニュース(自動取得・15分更新)
  • 読み込み中…
リアルタイム監視の専門サイト
保険(P&Iクラブ)の戦争リスク引受停止は物理封鎖より早く海運を止めます。ニュースで「戦争保険」「引受停止」の語が出たら供給への影響が具体化しているサインです。

6. 家庭でできる柔軟な備え

買い占めではなく、日常の習慣で「ショックに強い家計」をつくることが目的です。

⛽ 燃料
  • ガソリンは「半分になったら満タン」を習慣に(並ばず備蓄と同じ効果)
  • 灯油は価格が落ち着く秋口に早め購入。1缶余分のローテーション
  • カセットボンベは1人あたり6本目安(調理1週間分)を常備し古い順に使う
💡 電気
  • 上のJEPXチャートで高値が続く時期は、料金プラン(市場連動型か固定か)を確認
  • 夕方17-20時の電力使用を朝や昼にずらすと系統にも家計にも効く
  • モバイルバッテリー・ポータブル電源は普段使いしながら満充電を維持
🥫 食品・飲料
  • ローリングストック: ふだん食べる缶詰・乾麺・レトルトを1〜2週間分多めに持ち、食べたら買い足す
  • 水は1人1日3L×最低3日分(できれば1週間分)
  • 食料CPIが加速する局面では、値上げ前の定番品まとめ買いが合理的
💰 家計
  • エネルギー価格上昇は数ヶ月遅れて電気・ガス代に来る。上のリスク段階が「注意」以上なら翌月以降の光熱費増を前提に予算を組む
  • 政府の激変緩和策(補助金)の有無で店頭価格は大きく変わる。ニュース欄で確認
  • 慌てて動かないこと。日本には約200日分の備蓄があり(§3の最新値参照)、枯渇より先に価格で影響が現れます