今回はパソコンはいつ買うのがお得なのか、も含めて考えてみます。
1年間の中で価格の動きもありますので、お得に買えるのはいつなのかということです。
パソコン価格に影響しているものは?
これまでの日本経済においては、デジタル機器は話題性から発売直後が高くて、しばらくすれば価格は下がっていく傾向がありました。いわゆるデフレ経済の傾向で、発表して消費者の注目が高い時に高く売れるので利益を確保するような販売の流れがあったのは事実です。国内のメーカーとしては作れば作るほど在庫が余ってしまうので、最終的には赤字で処分しないといけなくなります。パソコン買った1週間後に1万円安くなっていたなんて、よくある話でした。
そのような環境の中でNECはLenovoグループに、富士通もLenovoグループに。東芝はDynabook事業を切り離して、Dynabookは現在はシャープの子会社となっています。ソニーからVAIOは独立したような形になりました。
この2年ほど、最近の欧米の物価高とドル高円安で少し傾向が変わりつつあります。じわりじわりと相場全体があがってきています。もともとパソコンは年末商戦と新入学新生活の2大需要期があります。特に3月に一番売れるのでこの時期は各メーカーともに安売りはしません。2年ほど前、1ドル100円くらいだった時は安かったのですが、現在は1ドル135円程度になり、輸入物価上昇の影響を受けていると言えます。
パソコンの買い時はいつなのか
国内メーカーのパソコンなら春モデル(1月下旬ごろ)、夏モデル(ゴールデンウィーク前後)、秋冬モデル(10月ごろ)と年3回程度のリニューアルがあります。その発売タイミングで旧モデルとなる機種が安くなることがあります。新製品も2か月くらい経ってくると価格が下がるケースもあります。ここのところの半導体不足で人気機種は早めになくなってしまうこともあります。
海外メーカーのパソコンは国内メーカーほど頻繁にはリニューアルされず、むしろ、新型CPUや新型GPU発売のタイミングで入れ替える傾向があります。メーカーによっては発売時期に価格を下げて、台数を伸ばして、落ち着いてきたら価格を上げるケースもあったりします。
いずれにの場合も価格を読むのは難しく、ほしいと思った時が買い時なのかと思います。
パソコンの平均的な買い替えサイクル
パソコンは何年くらい使うのか、気になりますよね?実は平均7年くらいと言われています。もちろん、壊れずに10年使うこともありえるのですが、壊れてしまった場合に修理用部品はメーカーは8年までしか保有していなかったり、その頃には入手が難しくなったりします。
もっといい性能の速いパソコンがほしくなったりすれば4〜5年で買い換える人もいます。平均としては7年くらいということです。
パソコンなのかタブレットなのか
ここまで調べたり考えて、本当にパソコンがほしいのか必要なのか?タブレットでもいいんじゃないのかとなってきたりします。手ごろ価格でネットをするだけなら、スマホとノートパソコンの中間のタブレットでもよかったりします。
タブレットはAppleのiPadとAndroidタブレットとあります。Apple製品は最近は高くなっていて、価格が気になってタブレットにするのならAndroidタブレットになるかと思います。スマホもAndroidなら操作に違和感なく使えるかと思いますので、ネットで調べものをする、YouTube見るくらいならタブレットも軽量で選択の余地はあるかと思います。
使用用途によって株や暗号資産取引をするなら、対応アプリがあるかどうかも確認しておきましょう。Windowsには対応しているけど、MacやAndroidには対応していないというケースもあります。また文字入力や数字入力がしやすいかどうかも考えておきたいところです。
まだまだWindowsでないとできないこともあるということを再確認する時でもあります。
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