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トヨタ自動車に見る中間決算の様相

昨日2024年11月6日にトヨタ自動車の中間決算が発表されました。日本を代表する企業ですので保有または注目されている方も多かったと存じます。

この記事では決算短信をどのように見るべきか、もちろん個人的な好みや趣向がありますが、ざっと見た印象を少し書いてみました。おそらく他の企業の決算短信にも生かせると思います。

こちらが決算短信のトップです。売上やら利益やらと書いてます。△は減少という意味です。なのでぱっと見は売り上げは営業収益という項目で伸びてるのがわかりますが、営業利益は減益でした。

一番下に業績予想があります。これが今期3月の計画でこれに向けて中間決算は半分が達成できているかどうかが決算の良し悪しのポイントとなります。

おっと、(注)直近に公表されている業績予想から修正の有無:有になってますね。

内容は良くなかったですが、増配と為替動向、それとこれまで前回決算発表から株価下げてきたこともあって買い戻されている様子ですね。

輸出企業の決算短信を見ればだいたい想定為替レートが記載されています。

期末想定為替レートはドル円で147円となっていますね。今回の為替では為替差益が6100億円あったので、この為替レートは企業収益に大きな影響を与えます。

今日の段階でドル円154円台というのも大きいですね。

今回はトヨタ自動車の中間決算短信を参考に書いてみました。細かい文字だし文章読みにくいという話ではありますが、ここに記載されたことだけでも目を通してみると決算の考え方がわかるかと思います。

ざっくり眺めていると今回の決算は輸出企業の収益も停滞しているしインバウンド企業の収益も伸びが止まった印象を受けています。

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