アメリカのインフレ指標とも言われる消費者物価指数が発表され、長い長い利上げの頭打ちが見えてきました。
米10月CPI (前年比)
結果 7.7%
予想 8.0%
前回 8.2%
米10月CPI (コア / 前年比)
結果 6.3%
予想 6.5%
前回 6.6%
米10月CPI (前月比)
結果 0.4%
予想 0.6%
前回 0.4%
米10月CPI (コア / 前月比)
結果 0.3%
予想 0.5%
前回 0.6%
昨年から続いてきたアメリカのインフレでしたが、先ほど発表されたCPI10月分は事前予想、前年比でともに下回り、インフレが頭打ちして、株価上昇で反応しています。
おそらく、12月のFOMCは0.5%の利上げ、来年には0.25%で調整していくことになりそうです。
一方でアメリカはテック企業をはじめ、レイオフが始まっていて、大きな景気後退も懸念されます。
今年は過去最大の利上げペースで急激な金利上昇があったため、借入をしているアメリカ企業や住宅ローンを組んでいるアメリカ人には厳しい状況になっています。
インフレを退治して、かつ景気を大きく後退させないような舵取りがアメリカFRBには求められます。
12月のFOMCまで慎重にデータを見ていくということですが、データは常に1ヶ月前、以前の状況が出てくるだけに、うまく乗り切ってほしい。
去年はインフレは一時的だと言ったのがここまで対応に苦慮することになりました。
そして、日本はこれから物価上昇がやってくるかもしれません。日本でも賃金上昇で景気浮揚を願っています。
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